MESSAGE
和紙のようなやさしい透け感をもつダイニーマでヤタラ編みのサンダルを包み込むシューズを作った。外皮を折り込んで旅先を散策したあとには、外皮を広げてホテル内でリラックスする…新しいライフスタイルが求めるさまざまな生活シーンに合わせて外皮を変化させながらともに歩いて行く、そんなシューズだ。
略歴
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。40を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。
PRODUCT
伝統技法をベースに
機能とデザインを両立
過去のコラボレーションモデルMETARIDE™ AMUと同様に、日本の伝統的な竹を編む技法<ヤタラ編み>を採用。今回は、ASICSでは初となるダイニーマ®素材をアッパーカバー部に使用。柔軟なアッパー素材を折りたたむことでシーンによって見た目に変化をつけ、差し色の効いたオレンジのストラップがアッパーを保持し、機能とデザインの両立を表現している。伝統技法を取り入れた内側の構造がフィット性もサポートする。
※Dyneema® および ダイニーマ®は、アビエント社の商標です。商標の使用にはアビエント社の正式な許可が必要です。
ライフスタイルシーンで活躍する
ユーティリティ性
ツーリングにはトレイルシューズFUJI LITE™ 2のソールを採用し、サステナブル素材であるセルロースナノファイバーを使用したFLYTEFOAM™ミッドソールが反発性と軽い履き心地をサポートする。さらに、アウターソールは土や泥の路面でのグリップ性を高めるような設計で、建築現場のようなコンディションの路面での使用と都市生活を意識したデザインに仕上がっている。
by KENGO KUMA